鍵

マスターキーってどんな鍵かを解説!

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マスターキーとはどんな鍵?

マスターキーと聞くと一番最初に渡された本鍵の事だと思っている人も多いのではないでしょうか? マスターキーとはマンションやアパート、ホテルなどで使用される鍵の事をいいます。基本的に管理者やオーナーが所有しており、このマスターキー一本で、すべての部屋の鍵を開ける事が可能です。

なんですべての部屋の鍵が開錠できるの?

普通の鍵はシリンダー内に複数のピンが設置されており、このピンが鍵穴の回転を拒んでいます。鍵穴に正しい鍵を差し込む事でピンが揃い、鍵の開錠ができます。このピンの配列を組み合わせる事で複数の鍵が作成できます。これが普通の鍵の仕組みです。

マスターキーは全部屋のシリンダーに対応するように作られています。これをマスターキーシステムといいます。

マスターキーは他の鍵と見分けられる?

素人の目から見たらマスターキーは普通の鍵と見られます。ただ、マスターキーはシステムの都合上、子鍵と比べると複雑な形をしている事もあります。またその建物部屋の鍵をいくつか開ける事が出来ればそれはその建物のマスターキーです。

鍵の呼び方!

合鍵、スペアキー、子鍵等、鍵の呼び方は様々です。また地域によっては普通の鍵をマスターキーと呼ばれる方もいます。では鍵の呼び方にはどのような意味があるのでしょうか?

オリジナルキー

錠前を取り付けた時に付属している鍵の事をいいます。

合鍵

錠前を取り付けた時に付属している鍵に追加で作成した鍵の事をいいます。また合鍵の作り方には二通りあります。

一つは純正キーです。これは錠前の正規メーカーが作成した鍵なのでオリジナルキーと全く同じ品質です。またメーカー名と鍵番号が刻印されます。

もう一つは複製キーです。鍵業者はやホームセンターで作った鍵の事をいいます。ブランクキーと呼ばれる溝やギザギザがない鍵があるのですが、凡庸キーマシンを使用してこのブランクキーを削っていきます。オリジナルと比べてどうしても誤差が生じてしまうのが特徴です。

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